仏壇を購入する上で押さえておきたいポイントとは？選び方や購入場所などについて解説！

仏壇には床置き型と上置き型の2タイプがある

仏壇を選ぶ際、どのようなタイプが自宅に合っているのか分からないという悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
仏壇の分類方法にもいくつかありますが、形状から大きく分けた場合には床置き型と上置き型の2種類が挙げられます。
床置き型は、その名の通り床に置いて使用することが出来る形状となっています。
台付と呼ばれることもある製品です。
仏壇に下台が付いていて、台の部分には収納が付いている製品もあります。
和室に向くもの空洋室にも調和するものまで様々なデザインが存在しています。
上置き型の仏壇は、床置き型と比較すると小型サイズであるといえるでしょう。
こちらもその名からうかがい知れる通り、台や家具の上に置いて使用するのが特徴です。
タンスやサイドボードなどに置くことが多いかも知れません。
あまり広いスペースのない家であっても、こちらのタイプならば設置しやすいはずです。
洋風のインテリアに調和するデザインのものも多くあります。

仏壇の最適な設置場所は？方角を気にした方がよい？

仏壇を購入した後、部屋のどこへ配置するかで悩んでしまう方が少なくありません。
仏壇の設置場所については、明確なルールがありませんので、基本的には部屋のどこへ配置しても問題はないのです。
ただし、避けるべき場所が何カ所かあります。
神棚が設置されている場合には、仏壇と向かい合わせになるような配置は避けるようにしてください。
一方へ手を合わせるさいに、もう一方に対して背中を向けることになってしまうからです。
室内に床の間がある場合には、向かい合わせになる場所への設置は避けましょう。
なぜなら、床の間と向かい合った場所は下座となってしまうからです。
仏壇は木材や金や漆などのデリケートな素材が使われているため、直射日光が当たる場所を避けて配置するのがおすすめです。
湿度が高い場所はカビ発生の原因となりますので、風通しの良いところを選んでください。
購入する前に、部屋のどこへ置くのかをシミュレーションしておくとよいでしょう。